Kenichi Kondo
大学時代に学んだ金工の技術を生かし形作られた金属のパーツに色鮮やかな七宝釉薬を丁寧にのせていく。小さなガラスの粒の広がりはどこまでも続く。
約800度で焼きつけられた七宝釉薬。電気炉から出てくるときの色は熱せられて赤みを帯びる。数秒から数十秒で冷めて落ち着き、鮮やかな色を纏う。
カラフルな釉薬が並ぶ机に向かいワクワク、電気炉から出て冷めるまでのドキドキ。楽しい毎日。
シリーズごとに多かれ少なかれコンセプトはありますが、手に取ってくださった方に何かそういうことが伝わってくれるのであれば、それはもう、とても嬉しい。